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金田たつえ
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さいはて女工節
Lyricist:不詳・杉紀彦 Composer:不詳
誰が知るやら 知らぬやら 遠い昔の 忘れ唄 海は何にも 語らぬが あら風が吹きゃ きこえる女工節
……あなた様、流氷をご存知でございますか。 あの海の彼方の島々に、昔はどっさりと、 かんづめ工場があったそうでございます。 そうして、寒い海渡って働きに行った女たちが、 淋しさも、つらさも、この歌ひとつに託して 女工節唄うと、私のような女の胸にも、 Find more lyrics at ※ Mojim.com 流氷の音が、 きこえて来るのでございますよ……。
故郷はなれて 来ておれば 文の来るのを 待つばかり たった一度の 便り船 あら今日もまた 来るやら来ないやら
かんづめ工場に 二度来る者は 親のない子か 片親育ち 親は草場の 陰で泣く あら私しゃ工場の すみで泣く
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