- Lyrics
- Album list
濱野裕生
-
秋:夕暮れ
Lyricist:濱野裕生 Composer:濱野裕生
ほら・どう思う・あの空を 母が古い映画のヒロインみたい 夕焼けを前にして椅子に座ってさ 私の・そばで腕組みしてる 母にはあの空・見えるだろうか 弱った視力が少し気に掛かる 長い道のりを歩いた母は 時に・ああして昔を探してる 生きる事に疲れた・とか 足でまといになりたくない・とか そんな思いは持って・欲しくない 生きてきて良かった・とか それなりに幸せだよ・とか そう思って・欲しい ほら・見てご覧・夕陽が動く オレンジみたいな顔して こっちを見てるよ
母が・私を見る・空を指さす お前は飛行機・乗った事があるかいって・さ 私は・そんなモノはいらない もうすぐ・あそこに行けると 哀しいジョークを言う Find more lyrics at ※ Mojim.com 突然・母が口にする夕餉の仕度 買い物に行くのを忘れた・と言う お前は今夜・何が食べたいかと あり合わせでいいよ・私は答える そうじゃないでしょう・とか 何回言ったら分かるの・とか こんな時には言わない方が・いい 母が母であろうとする・事 柄の間であっても・いい それは・とても大事な・事 もう・陽が沈む・家の中に戻りましょう 山積みの洗濯物でも畳んでみます・か
生きる事に疲れた・とか 邪魔者にはなりたくない・とか そんな思いは持って欲しくない あんたと暮らして良かった・とか 親ってやっぱりいいもんだよ・とか そう・思わせてくれ ほら・見てご覧・もう日が暮れた 部屋の窓から町灯り・見える・はず
-
|